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納谷一也
トップページ > ニュース > カニPR!新幹線で福井来てね ふるさと祭り東京2015
全国各地の祭りやご当地グルメを紹介する「ふるさと祭り東京2015」が9日、東京・文京区の東京ドームで始まり、福井県は石川、富山と合同で出展した。北陸新幹線の金沢開業を3月14日に控え、北陸の旬の味覚や観光資源を首都圏の人たちにPRした。1月18日まで。
福井の食を紹介するブースでは、カニ丼やカニ玉スープなど「カニづくし」のメニューを用意。カニみそや卵をたっぷり詰めた甲羅焼きが特に人気で、香ばしい磯の香りに誘われ大勢の人が買い求めていた。
三国祭の武者人形の山車(高さ6メートル)も展示された。期間中はほかにも、若狭塗箸の研ぎ出しや化石発掘などの体験イベント、県の恐竜ブランドキャラクター「Juratic(ジュラチック)」とのじゃんけん大会もあり、多彩な催しを通じて福井の魅力をPRする。
北陸新幹線を紹介するコーナーでは、最高級車両「グランクラス」の室内を再現。来場者は豪華なシートに腰掛け、座り心地を確かめていた。千葉県市原市の主婦(60)は「北陸新幹線のニュースはテレビで見て知っていた。金沢まで開業したら、ぜひ福井にも行ってみたい」と話していた。
「ふるさと祭り」は全国の伝統の祭りや物産が一堂に集う祭典で、2009年から開かれている。40万人の入場者を見込んでいる。