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敦賀昆布だしが福井食材引き立て ガストロノミー協が「宴」

2014年03月10日

福井ガストロノミー協会の発足記念レセプションで福井県ならではの食文化を堪能する招待客=9日、福井市中央3丁目の開花亭(柿木孝介撮影)  福井ガストロノミー協会が9日開いた発足記念レセプションで披露した「福井料理」は、うま味の効いた敦賀昆布のだしが、自慢の福井県産食材を引き立て、福井に根差した食文化の実力をあらためて証明した。県外の招待客からは「福井の食の世界進出は遠くない」と称賛の声が上がった。

江戸時代の北前船の寄港地だったため、加工技術が根付いた敦賀昆布。世界無形文化遺産に登録された和食の原点となるだし文化を支えてきたことを踏まえ、今回の料理の基調となる食材に選んだ。日本料理コンペティション決勝大会で準優勝した「開花亭sou-an」の畑地久満料理長による11品の懐石コースを振る舞った。

「海のワイン」と銘打った10年物の熟成昆布だしを“食前酒”にスタート。甘エビと白板昆布、ごま豆腐と粒昆布といった組み合わせでは食材に合った昆布を厳選した。焼いた越前がにが入った椀(わん)もの、若狭ふぐの白子をあしらった茶わん蒸しは、深みのある昆布だしと合わせることで、素材に付加価値を持たせるよう工夫したという。

会場には、建築家で東京大教授の隈研吾さんや飲食分野のジャーナリスト、大手百貨店バイヤーら国内外に発信力を持つ各界の著名人を招待。県内の政財界関係者らも顔をそろえ、華やかな雰囲気に包まれた。

「おいしいだけで満足しちゃ駄目。ポテンシャルがある素材とやる気のある人さえいれば、世界進出も遠くない」と評価するのは、初来県のレストランジャーナリスト犬養裕美子さん。一流ホテルの内装などを手掛けるインテリアデザイナーの橋本夕紀夫さんは「福井に秘められたパワーをどんどん出していってほしい。きょうのおいしい体験を東京で伝えていきたい」と話していた。

協会発起人の開発毅・開花亭社長は「福井の食の文化度を高めて、地域の競争力を付けていきたい。食のネットワークを持つ出席者に良い印象を持ってもらえたのでは」と手応えを感じていた。

レセプションに先立ち、県内蔵元による地酒の試飲会も近くのホテルで開催。10日は県外招待客向けに、敦賀昆布の老舗や越前和紙の産地を巡るエクスカーションを開き、福井の魅力を現地で体感してもらう。


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