長年の経験と技術でカニの居場所探る
中野良一
トップページ > ニュース > 2013年9月 > 兵庫で白いズワイガニ水揚げ 赤いカニと紅白縁起良し
兵庫県香美町の香住漁港で26日、体の一部が白い珍しいズワイガニが水揚げされた。
白いズワイガニは26日朝、地元漁業者の網にかかっているのが見つかった。体長58センチ、重さ約1キロで足の大部分と甲羅の一部が白くなっている。
競り落とした海産物販売店店長山田直弘さん(51)は「35年間カニに関わって生きてきたが、白いカニは初めてでびっくり。普通の赤いカニと並べると、紅白になって縁起が良いなと思った」と興奮した様子。
「エビとカニの水族館」(和歌山県すさみ町)の森拓也館長(61)は「色素が欠落したのではないか。白いと目立つため、敵に襲われることが多く、大きくなるまで育つのは珍しい」と話した。
※越前かに、越前ガニ、越前カニなどの呼称もありますが、福井県は統一ブランド名として「越前がに」としています。