「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2014年8月 > 今季最後!?「越前かに感謝祭」 15、16日に越前町で
カニなどを安価で楽しんでもらう「越前かに感謝祭」が15、16の両日、福井県越前町厨の厨漁港で初めて開かれる。シーズン終了間際にカニを味わってもらおうと企画し、今後は毎年開く方針。関係者は「シーズン初めのかにまつりと同じくらい盛り上げたい」と意気込んでいる。
越前町観光協会などで作る実行委が主催。今季カニを食べてくれた人に感謝を込めて「感謝祭」と名付けた。
消費者にとってカニは11~1月のイメージが強いが、ズワイガニと水ガニの漁は今月20日まで続き、年末年始より天気の良い日が多いため漁獲量も多いという。「今までの印象を覆したい」と事務局は話す。
当日は、同町でとれたカニがたっぷり入ったカニ汁を各日500人に200円で販売する。16棟のテントでは、越前がにや水ガニ、干物も市価より安く売り出す。カニ丼、カニラーメンなどの販売もある。 小学生以下対象の「生きた水ガニ釣り」では、釣ったカニ1匹をもらえる。カニや魚介類が当たるくじや、カニを作るバルーンアート体験もあり「カニ尽くし」の1日が楽しめる。
午前9時から関係者らのカニ供養に続いて開会式があり、同9時45分ごろ、まんじゅうまきで開会を祝う。カニ汁引換券の販売は午前10時、午後1時からの2回。水ガニ釣りは午前11時から受け付け、1人500円で先着30人。
問い合わせは越前町観光協会=☎0778(37)1234。