「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2014年8月 > さいたまで越前がになど福井PR 初の物産展を開催
福井の食や伝統工芸品をアピールする「福井県『越前・若狭』の物産と観光展」が15日、さいたま市のJR大宮駅西口にあるそごう大宮店で始まった。県内の46業者が出展し、越前がにや焼き鯖寿司(さばずし)など本県の豊かな食の魅力を発信した。21日まで。
2014年度末の北陸新幹線金沢開業を控え、沿線エリアからの誘客を図ろうと県、県物産協会が初めて開いた。7階催事場で、小鯛のささ漬けや福井梅の梅干し、ラッキョウ、おぼろ昆布、地酒といった特産品を販売。羽二重餅(はぶたえもち)、酒まんじゅうなどの銘菓、越前和紙や若狭塗箸(ぬりばし)などの伝統工芸品も並んでいる。越前おろしそばやソースカツ丼を味わえるコーナーもあり、大勢の買い物客でにぎわった。
市内から訪れた主婦(46)は「こんなに多くの魅力的な食材があるなんて知らなかった。機会があれば一度福井に足を運んで、新鮮な海の幸を味わってみたい」と話していた。