競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 2015年1月 > 世田谷で越前がにの販売開始 用賀商店街「よーがや」出店
福井県産農林水産物の首都圏での販路拡大に取り組む福井県は14日、東京・世田谷区の用賀商店街が開設する地域特産品セレクトショップ「よーがや」と出店契約を結び、越前がに、上庄里芋など県産品の販売を開始した。
「よーがや」は2012年11月、同商店街振興組合が100%出資したまちづくり会社がオープンさせた。希望する自治体に幅約2メートル、奥行き0・8メートルの販売棚を貸し出す形で、いち押しの特産品を販売している。現在は岩手県陸前高田市や和歌山県田辺市など全国7市町村と契約している。
県農林水産部の新田直人企画幹と同商店街振興組合の小林弘忠理事長が契約書を交わし、越前がに、甘エビ、ハタハタやカレイの一夜干しなど水産加工品を中心に販売を始めた。上庄里芋の試食や越前水仙のプレゼントもあり、大勢の買い物客が訪れた。
同商店街は約270店が加盟する大型商店街だが、鮮魚店はないという。新田企画幹は「日本海の海の幸をPRし、食を通して福井の魅力を発信したい」と話していた。