長年の経験と技術でカニの居場所探る
中野良一
トップページ > ニュース > 2015年3月 > 越前がにミュージアム、ぼやで休館 6日の漁解禁直後に打撃
9日午前6時半ごろ、福井県越前町厨の越前がにミュージアムから出火、1階の展示室内の水槽2槽を焼き、約30分後に消えた。出火当時、館内は無人でけが人はなかった。
同館によると、燃えたのは越前町沖の魚を紹介する水槽。片方は空で、もう片方には約10匹のマハタやヒシガニが入っていた。水槽の下部には水を冷却する機器が付いていた。
鯖江署によると、同館と契約している警備会社が119番通報した。同署で出火原因を調べている。
同ミュージアムはぼやの影響で9、10日は休館になった。越前がに漁が6日に解禁になったばかりで、同町は活気づいていることもあり、納谷一也副館長は「実況見分の結果を見て今後のことを決める。カニシーズンであり残念の一言。1日も早く再開したい」と話していた。
※越前かに、越前ガニ、越前カニなどの呼称もありますが、福井県は統一ブランド名として「越前がに」としています。