漁船と連携し品質を判断
田村幸次
トップページ > ニュース > 2014年1月 > 越前がにが泡を吹くのはなぜ? 越前がに解禁日回顧(8)
生きているカニと言えば、泡を吹く姿を思い浮かべる人もいるかもしれない。越前がに漁が解禁となった6日も、福井県越前町の越前漁港に水揚げされたズワイガニ、セイコガニが泡を吹いている姿がみられた。でも、泡を吹くのは一体なぜ?
カニは水中でエラ呼吸をしていて、水の中では泡を吹かない。陸上で泡を吹き始めるという。理由は、エラが乾燥し始めて、呼吸困難となり、エラに水分を送るため。泡を吹いているのは、苦しんでいる姿ということのようだ。
なお、越前がにの甲羅を外すと、腹部に灰色をした三角形をした部分があり、ここがエラにあたる。越前がには、俗称で「ふんどし」といい、一般的には食べない。「がに」ともいわれる。
※越前かに、越前ガニ、越前カニなどの呼称もありますが、福井県は統一ブランド名として「越前がに」としています。