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刀根瑛昌
トップページ > ニュース > 2014年1月 > 鷹巣荘の再開は越前がに解禁日に 耐震改修工事中の国民宿舎
福井市の東村新一市長は2日、市中央卸売市場の関連商品売り場南棟を、11月8日から一般に開放すると発表した。
同日開会した9月定例市会の提案理由説明で東村市長は「市民の食生活の満足度を高めるとともに、福井の食の魅力を発信したい」と述べた。
関連商品売り場南棟は広さ約2千平方メートル。「ふくい鮮(せん)いちば」と名付け▽水産▽青果▽総菜・加工▽物販▽飲食―の5ゾーンに計22店舗が並ぶ予定。約1億円をかけて外観、内装の改修を進めてきた。東村市長は「市場特有の対面販売を生かし、地場産品の特徴や食材の新しい食べ方を提案したい」と述べた。
原則、市場と同じ日曜と祝日を休みとし、午前8時半から午後2時半まで営業する方針。 南棟では現在、市場関連業者ら向けに22業者が昆布やかまぼこ、調理器具などを販売している。うち10業者は一般開放に参加せず北棟へ移転し、新たに10の小売り業者が参画する。
また、東村市長は耐震改修工事を進めている国民宿舎鷹巣荘(蓑町)について、越前がに漁解禁日の11月6日の再開に向けて準備しているとした。