「越前がには日本で一番おいしいカニ」
田村幸一郎
トップページ > ニュース > 2014年10月 > 福井ガストロノミー協会発足催し 越前がにの椀など並ぶ
福井の美食文化の発信を目指す福井ガストロノミー協会は9日夜、発足記念レセプションを福井市中央3丁目の料亭「開花亭」で開いた。敦賀昆布を基調とした懐石コースを同協会が普及させる「福井料理」の一例としてお披露目し、全国から招いた著名人ら約60人にアピールした。
同協会は県内の料亭や旅館などの経営者有志が昨年11月に設立。食を楽しむ文化を県内に醸成し、観光資源として生かすのが狙い。協会の理念に基づくコース料理を初めて披露した。
「祝いと絆」をテーマに、昆布のうま味を生かした越前がにの椀(わん)、若狭ふぐの蒸し物、若狭ぐじの焼き物などが次々と出された。福井の土地柄が育てた伝統的な食文化が、各界を代表する食通たちをうならせた。