長年の経験と技術でカニの居場所探る
中野良一
トップページ > ニュース > 2014年10月 > 坂井市「辛み隊」B1入賞ならず 越前がにや東尋坊も紹介
ご当地グルメによるまちおこしの祭典第9回「B―1グランプリ」最終日は19日、福島県郡山市で開かれ、福井県坂井市の「越前辛み蕎麦(そば)であなたの蕎麦で辛み隊(辛み隊)」は前日に続き大根の辛みが効いたそばを提供し、郷土の食や観光PRに努めた。2日間で約3千食を提供したが、入賞はならなかった。
今回は全国から59のまちおこし団体が参加、2日間で計45万3千人(主催者発表)が来場した。2年連続2度目、北陸3県から唯一の出展の辛み隊は、隊員や市民サポーターら計約70人が現地入り。今年新たに作った「辛みちゃん」ストラップを身に着け、特製の「お守り」を配るなどしてもてなした。
加藤靖隊長らは、来場者に越前がに、東尋坊、丸岡城などの手作りボードを掲げ、坂井市の味覚や見どころを紹介。女性隊員たちはPRダンスを踊り続けた。市民サポーターの辻雛(つじひな)さん(高椋小6年)も愛嬌(あいきょう)たっぷりのダンスで笑顔を振りまいた。
来場者の箸(はし)による投票で入賞10団体が決まり、1位は青森県十和田市の「十和田バラ焼きゼミナール」が輝いた。加藤隊長は「そば作りもダンスも確実にレベルアップし、坂井市の魅力発信につなげられた。パフォーマンスなど発信力をさらに磨いて来年に挑みたい」と話した。来年は青森県十和田市で開かれる。