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池野政義
トップページ > ニュース > 2014年10月 > 越前がに、舞若道開通が追い風 道の駅「越前」はや15万人
福井県越前町厨のアクティブハウス越前を改修して昨年11月にオープンした道の駅「越前」の来館者数が18日、15万人を突破した。昨年度のアクティブハウス越前と建物内にある越前温泉露天風呂「漁火」の利用者数は計約14万2千人。1年間の利用者数をオープン2カ月余りで早々と超えた。
道の駅は、越前がになど同町の特産品を集めたアンテナショップや軽食コーナー、情報コーナーなどがある。オープンの話題性に加えて舞鶴若狭自動車道全線開通が追い風となり、中京、関西方面から幅広い年齢層が訪れているという。駐車場では、大型バスのほかキャンピングカーなども目立っている。
同町観光連盟は今月から、道の駅に立ち寄るなどの条件を満たしたツアーを企画した旅行業者に助成金を支給。毎週日曜日には海産物の朝市も開かれ、越前がになどが人気を集めている。観光バスが止まったり、人が集まることで、にぎわいを見た人がより立ち寄りやすくなっているようだ。
来館者の年間目標は35万人。同町商工観光課は「今後は道の駅に立ち寄るだけでなく、町への滞在、宿泊につなげたい。外国人観光客も引き込みたい」と意気込んでいる。