トップページニュース > 「蟹の文学コンクール」締め切り迫る 越前町、詩と俳句募集

「蟹の文学コンクール」締め切り迫る 越前町、詩と俳句募集

2000年09月08日

蟹と水仙の文学コンクール

 カニをテーマに福井県越前町が今年初めて企画した「蟹(かに)の文学コンクール」(福井新聞社共催)の応募締め切りが二十日に迫り全国各地から続々と応募作品が寄せられている。町が俳句の部で目標としている千通まで目前だが県内応募がやや少なく事務局では「気軽な気持ちで投稿を」と呼び掛けている。

 町の集計によると五日までに詩の部門で百五十九通、俳句の部門で八百二十六通が集まり、俳句のうち十三通はブラジルから寄せられた。また詩では県内分が三十通、俳句が二百五十四通と県外分と比べるとやや少なめ。

 題材に扱ったカニも多彩で越前ガニがほとんどだが中にはユニークなカニも。沢ガニのほかザリガニの投稿もあったという。

 内容については地元越前町の応募者は「解禁」「時化(しけ)」など漁に関する記述が多く、北海道からの応募者のほとんどが地元のタラバガニ、毛ガニを取り上げ地域性も感じられるという。

 また部門、世代を問わず食をテーマにしたものが過半数を占めた。特にカニは高価というイメージがあるためか「食べたい」などの希望的なものが多く、福井を離れた県人はカニと故郷を結びつけ郷土の味覚として感じていることをうかがわせた。

 事務局では「難しいと考えず標語感覚で日本語の面白さ、文字遊びとして気軽に応募して」と呼び掛け、越前ガニの地元として多数の県内応募に期待を寄せている。

 詩、俳句とも小、中、高校生、一般でそれぞれ大賞、奨励賞、佳作を設け賞金は最高二十万円。

 応募先は郵便番号916―0311、越前町梅浦六〇ノ二ノ一、越前町中央公民館「蟹の文学コンクール」またはEメール=kani―con@violin.ocn.ne.jp=まで。


関連するニュース

全て見る

おすすめの宿

おすすめの宿一覧

光風湯圃 べにや

光風湯圃 べにや

3年の構想を経て再建された"老舗旅館"

割烹旅館 越前満月

割烹旅館 越前満月

広大な敷地にわずか9室をしつらえた木造平屋造りの宿。広々とした部屋、和の庭園、贅を尽くした露天風呂付客室がお迎えします。

おすすめの料理店

おすすめの料理店一覧

越前かに料理「鹿島」

越前かに料理「鹿島」

三国の海・空そして極上の越前かにフルコース料理!

みくに隠居処

みくに隠居処

国内最上級品質の「三国産」越前がにを使用したコース料理が日帰りで楽しめる。家族や会社の小旅行などでも気軽にご利用頂けます。

開花亭

開花亭

国指定有形文化財に選ばれた歴史ある老舗料亭。ここでしか出会えない、職人技が光る贅の限りを尽くした越前がに料理を堪能できます。

越前がに職人

一覧

長年の経験と技術でカニの居場所探る

中野良一

詳しくはこちら

越前ガニのおすすめ料理

おすすめ料理一覧

越前かに玉

越前かに玉

4人分

カニのうま味が凝縮