競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 越前町で蟹の文学コンクール表彰式 大賞の坂口君ら表彰
カニをテーマに福井県越前町が企画した「蟹(かに)の文学コンクール」(福井新聞社共催)の表彰式が九日、同町アクティブハウス体育館で開かれた。港町の印象を俳句に詠んでもらう吟行投句も同日行われ、表彰式に花を添えた。
同コンクールには国内、海外から俳句部門に二千七百四十点、詩部門に千三十八点の作品が寄せられ、蟹大賞八点をはじめ、奨励賞、佳作合わせて百六点が入賞した。
表彰式は三国町のハーピスト、山本真美さんの演奏が流れる中、同じ三国の朗読家、松井愛子さんが大賞作品を一点ずつ紹介し、俳句部門小学生大賞の城崎小三年、坂口起麻君らに京谷宗雄町長から賞状と副賞二十万円、福井新聞社からトロフィーが贈られた。
また、吟行投句にはこの日、同町の風情を詠んだ百五十点の応募があり、鶴同人の川上季石さんら七人の選者が審査した結果、蟹大賞五点と佳作七点が選ばれ、大賞には立派な越前ガニがプレゼントされた。
投句大賞は次の皆さん。
清水季扇(鯖江市)壁下喜平、清水逸之(越前町)中野のぼる(敦賀市)星野すま子(東京)