長年の経験と技術でカニの居場所探る
中野良一
トップページ > ニュース > 2016年12月 > 水仙、カニ フェア開幕 無料配布や炭火焼き人気 越前町
第42回水仙まつり(越前海岸観光協会連合会、福井新聞社主催)の「水仙・カニフェア」が14日、福井県越前町厨の道の駅「越前」で始まった。香り高い越前水仙や越前がになど冬の越前海岸の魅力が集結。訪れた人を楽しませていた。15日まで。
人気を集めたのは越前水仙の無料配布。計3回あり、各回2本1セットの200セットを準備。長い列を作った来場者に、水仙娘の3人がにこやかに手渡していた。
販売コーナーには地元の鮮魚店などが17ブースを並べた。来場者は各ブースに並んだ魚介類や干物、カニ汁などの料理をじっくりと品定め。購入した海産物をその場で味わえる「炭火焼コーナー」もあり、焼いたカニや干物に舌鼓を打つ人々でにぎわった。
炭火焼きでカニを味わっていた平塚五葉さん(50)=岐阜県=は「地元には海がないので、カニを楽しみにやってきた。身が柔らかく、甘くておいしかった。水仙も見て帰りたい」と顔をほころばせていた。
このほか、越前がにが当たるビンゴ大会や、水仙やカニにまつわるクイズラリーなど多彩な催しがあった。
15日は午前10時~午後4時に行われ、越前水仙の無料配布やつきたての餅の振る舞いなどがある。