「かにまつり」のPRに奔走
池野政義
トップページ > ニュース > 2016年12月 > 越前海岸の魚絵手紙で表現 越前がにミュージアム
越前お魚いろはかるた展が、福井県越前町厨の越前がにミュージアムで開かれている。四季折々の魚たちが絵手紙風に生き生きと描かれ、ひねりを加えたフレーズを添えている。31日まで。
同町出身の絵手紙講師山下秀子さん(74)=京都府=と、関西の絵手紙教室の教え子との共同作品を展示。地元の同級生との縁で、山下さんは2013年から母校の四ケ浦小で絵手紙の特別授業を行っている。以来、毎年教え子を連れて来町しており、その際に描いた大作と「いろはかるた」48枚の写真を展示した。
大判の和紙を用いた作品は、本県を代表する冬の味覚「越前がに」やアカガレイなど多種多様な魚が所狭しと描かれ、越前海岸に息づく豊かな海の恵みを表現。48文字の平仮名かるた「いろはかるた」は1文字ずつに異なる魚を描き、言葉を添えた。「い」にはイシダイが描かれ、「いいかんじ 黒しまファッション すてきだよ」と体のしま模様の美しさをたたえている。