競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 2016年12月 > カニ丼「参戦」頂点へ 東京で全国どんぶり選手権 福井県から2種 海鮮、みそ 豪華に
全国各地の名産食材を使った丼を集めた「第8回全国ご当地どんぶり選手権」が7日、東京ドームで始まった。15種類の丼のうち、福井県からはカニを使った2つの丼がエントリー。15日までの期間中の入場者の投票でグランプリを決める。
選手権は、日本各地の祭りと食が一堂に会する「ふるさと祭り東京2017」内のイベントとして企画。10道県から「阿蘇炙(あぶ)り赤牛丼」(熊本県)「とろサーモンといくらの親子丼」(北海道)など予選会を勝ち抜いた丼が名を連ねた。
本県からエントリーした「越前漁火 かに海鮮丼」は、土佐酢をかけたカニの身と、特製だれで漬けたイカとブリ、イクラをトッピング。福井市の日本料理「一乃松」の木下康夫さん(52)は「料亭の上品な味で勝負したい」と意気込みを見せた。
一方、前回選手権で上位入賞しシード権で出場した「越前! 蟹(かに)丼ぶり」はカニの身やカニみそを使った逸品。越前町の海鮮料理店「滝の川」の荒矢純一店主(51)は「日本一になる。負けられない」と話していた。
各ブースは長蛇の列ができ、終日にぎわいをみせた。丼はハーフサイズで1杯500円。