「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
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カニビルの卵です。
≫かにの疑問を解決!「越前がにQ&A」
カニビルの親は9から10センチの細長い体をしていて、体の先端と後端を交互に吸いつけながら、甲羅(こうら)の上を動き回っています。このカニビルが甲羅の主に後方部分に直径4から5ミリの卵を産みつけるのです。カニをゆでると卵は残りますが、親は落ちてしまいます。ですから、普通は親をみることはできません。
このカニビルは魚をえさとし、卵を産みつける場所として、単に甲羅を利用しているだけです。カニに対しては何も悪さをしていませんし、食品としての問題もありません。
(情報提供:越前がにミュージアム)
≫カニビル:カニの甲羅に卵を産み付けるヒル。親は9~10センチメートルの...(カニの百科事典)