長年の経験と技術でカニの居場所探る
中野良一
トップページ > ニュース > 2011年9月 > 「水ガニ」ってどんなカニ?(越前がにQ&A)
脱皮して間がない、甲羅(こうら)の軟らかいカニをいいます。
脱皮をするときには体を柔らかくする必要があります。ですから、新しいカニの甲羅は軟らかいうえ、筋肉も少なく、水っぽい状態にあります。時間がたつにつれて、甲羅も硬くなり、筋肉も充実してきます。ですから、脱皮後の半年くらいは甲羅も軟らかく、肉も水っぽいのです。このようなカニを水ガニと呼んでいます。
雄ガニの脱皮の時期は秋ですから、11月から始まる漁期には完全な水ガニですが、漁期が終わる3月には硬ガニとの区別がつきづらくなります。
(情報提供:越前がにミュージアム)
≫水ガニ:脱皮してすぐの越前がに(ズワイガニ)のことで「ズボガニ」とも...
≫ズボガニ:水ガニと同じ...