トップページニュース2019年3月 > 「おいしい俳句」を堪能 福井新聞連載の向笠さん新著 若狭ぐじ、越前がに紹介

「おいしい俳句」を堪能 福井新聞連載の向笠さん新著 若狭ぐじ、越前がに紹介

2020年05月11日

  福井ゆかりのフードジャーナリストで福井新聞連載「食は福井にあり」を執筆している向笠千恵子さんが「続・旬の菜事記 おいしい俳句」を著した。季節の食材とそれらを織り込んだ俳句の魅力を、みずみずしい文体でつづっている。

 
 向笠さんは、全国各地の本物の味や安心な食べ物、伝統食品について考察を重ねている。長年俳句にも親しんでおり、新著は「食べる俳句」に続く一冊。
 
 新年と四季の5章構成。春の食材や食べ物としてウドやアスパラガス、草餅、夏はシソやちまき、サイダーなどを取り上げ、それらにちなんだ句を披露。冬の食材「甘鯛(あまだい)・ぐじ」では、若狭湾でとれる「若狭ぐじ」を紹介。地元に伝わる優れた加工技術も記した。「蟹(かに)」は夏の季語だが「ずわい蟹」は冬の季語だとして、越前がにの項には「日本海の荒波にほふずわい蟹」との句を添えている。
 
 餅の項では、鯖江市に伝わる厄払い神事「おこない」の餅まきを「なんとも迫力があった」と述懐。勝山市の伝統野菜「勝山水菜」、福井市木田地区の同「木田ちそ」、焼き鳥チェーン店「秋吉」も登場する。
 
 本阿弥書店刊。四六判、264ページ。1900円(税別)。問い合わせは同書店=電話03(3294)7068。

関連するニュース

全て見る

おすすめの宿

おすすめの宿一覧

割烹旅館 越前満月

割烹旅館 越前満月

広大な敷地にわずか9室をしつらえた木造平屋造りの宿。広々とした部屋、和の庭園、贅を尽くした露天風呂付客室がお迎えします。

光風湯圃 べにや

光風湯圃 べにや

3年の構想を経て再建された"老舗旅館"

おすすめの料理店

おすすめの料理店一覧

旬味 泰平

旬味 泰平

四季折々の旬の味覚を楽しめる店。越前がにを引き立て、より美味しく味わうための“合間の一品料理”にもこだわるおもてなし。

開花亭

開花亭

国指定有形文化財に選ばれた歴史ある老舗料亭。ここでしか出会えない、職人技が光る贅の限りを尽くした越前がに料理を堪能できます。

越前かに料理「鹿島」

越前かに料理「鹿島」

三国の海・空そして極上の越前かにフルコース料理!

越前がに職人

一覧

至高のカニを確実に提供

刀根瑛昌

詳しくはこちら

越前ガニのおすすめ料理

おすすめ料理一覧

越前カニすき

越前カニすき

4人分

ひと味違う越前がにのかにすき