漁船と連携し品質を判断
田村幸次
トップページ > ニュース > 2014年9月 > 越前がに漁期は前年同様で合意 日本海ズワイガニ特別委
福井県を含む日本海西部1府5県の漁業者が今期のズワイガニ漁の取り決めを話し合う「日本海ズワイガニ特別委員会」は16日、神戸市で開かれ、越前がに漁期を前年と同様の11月6日~来年3月20日とすることで合意した。ズボガニ(ミズガニ)に関しては県底曳網漁業協会が決めた通り、前期より8日間縮めて2月1日~3月12日とすることを正式に決めた。
石川県から島根県までの関係者45人が出席。漁期を、セイコは11月6日~12月31日、ズボガニは兵庫、島根、鳥取の3県が1月20日~2月28日とした。
ズボガニ漁をめぐっては前期に、石川県の漁業者が同県沖での全面禁漁を決定。本県側も今期から同県沖での禁漁に協力する方針を示し、漁を実施している他の3県より長かった日数も同じ40日間にすることを決めていた。
出席者によると、ズボガニを全面禁漁としている京都府、石川県側から「日数のさらなる縮小や、日程の統一を図るべきだ」との意見が出たという。