長年の経験と技術でカニの居場所探る
中野良一
トップページ > ニュース > 2013年10月 > 越前町で初の越前がに感謝祭 かに釣りも、子ども歓声
越前かに感謝祭は15日、福井県越前町厨の厨漁港広場で始まった。生きたカニを釣る「活かに釣り大会」など越前がににちなんだ多彩なイベントがあり、大勢の来場者でにぎわった。16日まで。
ズワイガニ漁終了を前に同町観光協会などでつくる実行委員会が初めて企画した。釣り大会では、子どもたちが真剣な表情で大きな水槽を動き回るカニを狙った。見事釣り上げると、両手でしっかりと持ち満面の笑みを浮かべていた。人気のカニ汁は、午前と午後それぞれ先着250人に振る舞われ、1杯200円の引換券を求める長い列ができた。
南越前町阿久和の嶋﨑佳代子さん(33)は息子の祐太君(4)らと3人で来場し、カニ汁やカニラーメンを味わった。「カニ好きの息子のために来た。どれもだしがきいていておいしい。帰りに夫の分のカニを買う」と声を弾ませていた。
16日のカニ汁引換券の販売は午前10時、午後1時から。活かに釣り大会は午前11時受け付けで先着30人、1人500円。