「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2014年7月 > B-1で辛み隊が越前がにPR 福島・東尋坊や丸岡城も
全国のご当地グルメで各地の魅力を発信するまちおこしイベント、第9回「B―1グランプリ」が18日、福島県郡山市で開幕。坂井市のまちおこし団体「越前坂井辛み蕎麦(そば)であなたの蕎麦で辛み隊(辛み隊)」をはじめ59団体が自慢の料理を振る舞った。19日までの予定で、事務局は2日間で約40万人の来場を見込んでいる。
イベントは、来場者が各団体の料理や工夫を凝らしたPRなどを評価し、食べ終わった後の箸を気に入った団体の投票箱に入れる。2日間に投じられた箸の総重量で順位を決め、上位3団体には箸の形をしたトロフィーが贈られる。
福島県からは、東京電力福島第1原発事故で避難を続けながら昨年1位に輝いた浪江町の「浪江焼麺太国」が出展。代表の八島貞之さん(46)は「特別な思いで臨んでいる。支援していただいたたくさんの方に感謝の気持ちを伝えたい」と話した。
辛み隊は2年連続の出展。前日現地入りした隊員や市民ボランティアら45人が、そば作りやもてなしのパフォーマンスに精を出し、来場者たちに坂井市をPRした。
辛み蕎麦を提供するブース前では、辛み隊公式ソングに乗せて「辛みダンス」を披露。加藤靖隊長らが越前がにや東尋坊、丸岡城など地元の名所、特産などをアピールした。
加藤隊長は「最終日も福島の皆さんに、どんどん絡(辛)んで坂井市PRに全力を尽くしたい」と意欲を見せた。