「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2014年6月 > 独特サバのへしこのなれずしも 「若狭路テント市」始まる
嶺南地域の特産品や料理が並ぶ「若狭路テント市」は17日、福井県小浜市和久里の道の駅「若狭おばま」で始まった。サバのへしこを使った同市独特のなれずしや、でっちようかんなど若狭の味が販売されている。
昨年7月に舞鶴若狭自動車道が全線開通した。これを機に、若狭路の魅力を発信しようと、県と嶺南広域行政組合、嶺南6市町でつくる実行委員会が初めて開いた。
テント内には、小浜産コシヒカリやたかはま鮨(ずし)、へしこのダイコンずしなどがずらり。来場者は試食コーナーで味を確かめながら、商品を見定めていた。
小浜が誇る冬の味覚「若狭ふぐ」が入った温かいフグ汁の無料試食も。娘2人と訪れた同市内の末武美緒さん(41)は「おいしく、体が温まる。こんなイベントはいいですね」と笑顔で話していた。
18日は午前10時~午後2時。フグ汁試食は午前11時から100食。同テント市は24、25の両日は高浜町の道の駅「シーサイド高浜」、31日と2月1日はおおい町の道の駅「うみんぴあ大飯」で開かれる。