「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2014年4月 > 東京スカイツリーで越前町アピール 越前かに太郎など人気
町の魅力を知ってもらおうと、福井県越前町観光連盟と同町の県陶芸館は16~22日の7日間、東京の新名所、東京スカイツリー(東京都墨田区)で観光PRをした。初めての試みで、ろくろ体験や町のキャラクター「越前かに太郎」の着ぐるみなどが人気を集めた。
PR会場は展望台から降りた5階の「出口フロア」。越前がにや越前水仙、越前海岸などのポスターを並べて貼り、チラシ約1千枚を全国からの観光客に配布して町の魅力を発信した。ろくろ体験コーナーは期間中4日間設け、約300人が参加した。
越前かに太郎が登場した16~18日は、大勢の子どもや女性らが一緒に記念撮影して楽しんだ。越前焼の作品展示、ダイビングやイカ釣りなど町内での体験活動の紹介も行った。
町の担当者は「『越前町に行ってみたい』『陶芸館で体験したい』との声をたくさんもらい、とても感触が良かった。別の観光スポットでのPR企画も考えていきたい」と話している。
今回のPR企画は、県陶芸館を指定管理するアクティオ(本社東京)が、同ツリー展望台を管理運営している縁で実現した。