長年の経験と技術でカニの居場所探る
中野良一
トップページ > ニュース > 2014年10月 > 焼き肉、豚天、カツをデカ盛り 越前市江戸屋の「ひっで丼」
こぼれ落ちそうなくらいに具材が、うずたかく積まれている。「越前めん処 江戸屋」の「ひっで丼」は、カリッと焼いた豚肉、豚バラ肉の天ぷら四つ、ロースカツ2枚という圧倒的ボリューム。メニューに加わった昨秋から会員制交流サイト(SNS)などで知った福井県内外のデカ盛り(大盛り)ファンの注目を浴びている。
「インパクトと味、そして満腹になってもらいたくて」と、店主の栗塚明さん(45)。フェイスブックで名称を募り、「とても」「すごい」を意味する嶺北の福井弁からネーミングした。300グラムのご飯にキャベツと具材を載せ、特製ソースをかけて完成。強いコシが自慢の自家製うどんも付いて、お盆いっぱいにサービス精神があふれている。
約10年前、同級生に頼まれたのがきっかけでデカ盛りメニューを始めてから「どんどん量が増えていった」(栗塚さん)。例えば、カツ3枚と半熟卵のフライが載ったソースカツ丼は、具材もご飯も2倍の「デカ盛り」、3倍の「メガ盛り」、5倍の「ギガ盛り」がある。
14、15の両日に福井市で開かれる「ワール丼カップ」には、同店の定番の一つ「タルタルソースカツ丼」で出場する。栗塚さんは「なじみの味に、新しいアレンジを加えた丼を知ってもらいたい」と“ひっでもん”に楽しみにしている。
「ひっで丼」は漬物、ミニうどん付きで900円。カツとご飯を増量、半熟卵のフライが載った「デラックス」は1200円。午前11時~午後7時。月曜と第3日曜定休。越前市高瀬2丁目。電話0778(24)3248。