越前がにならおまかせ
納谷一也
トップページ > ニュース > 越前がにQ&A > 雌ガニの産卵期はいつ?(越前がにQ&A)
日本海では夏と冬の2回あります。
雌ガニは夏の6月から8月にかけて、生涯最後の脱皮を行います。そのとき、雌ガニの卵巣は成熟していて、脱皮直後に交尾し、初めて産卵(初産卵)を行います。この卵は1年半後の冬、2月にふ化し、1週間以内に再び交尾をし、産卵します。この産卵を経産卵といいます。この卵は1年後にふ化し、その後に交尾し、産卵します。したがって、産卵期は年2回ありますが、ふ化期は年1回しかありません。
産卵の周期
6~8月
10回目の脱皮(最終脱皮)
交尾
産卵(初産卵)
翌々年2月
ふ化(抱卵期間は1年半)
交尾
産卵(経産卵)
翌年2月
ふ化(抱卵期間は1年)
交尾
産卵(経産卵)
※以降は1年ごとの繰り返し
(情報提供:越前がにミュージアム)