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刀根瑛昌
トップページ > ニュース > 蟹と水仙の文学コンクール > 越前町が文学コンクール創設 カニで一句詠んで町おこし
越前ガニで町おこしをしている福井県越前町は十日、カニにちなんだ詩、俳句を全国から募る「蟹(かに)の文学コンクール」を開催すると発表した。七月には待望の「越前がにミュージアム」がオープン。冬には「かに祭り(仮称)」も予定されている。
コンクールは、越前ガニをもっと全国にアピールしようと企画され、毎年恒例とする。作品は六月中旬から詩と俳句の二部門で募る。カニに関する内容であれば何でも良い。選者は三国町出身の詩人、荒川洋治さんらを予定している。
詩の部は小学生、高校生、一般が対象。四百字詰め原稿用紙三枚以内で一人一編。俳句の部門は中学生以上が対象で一人二句まで応募できる。官製はがき一枚につき一句。どちらも郵送、またはインターネットで受け付ける。
二部門とも小、中、高校生、一般でそれぞれ大賞、奨励賞、佳作を設定し賞金や記念品が贈られる。
また、かに祭り当日、カニ漁で活気づく町を歩き、その場で俳句を作る「吟行投句」賞もある。
応募締め切りは九月二十日。十一月七日に入選者を発表する。
応募先は郵便番号916―0311、越前町梅浦六〇ノ二ノ一、町中央公民館「蟹文学作品募集」係まで。インターネットのアドレスは六月に決まる。