「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 蟹と水仙の文学コンクール > 詩、俳句入賞の作品集発刊 蟹と水仙の文学コンクール、越前町
福井県越前町はこのほど、昨年度の「蟹と水仙の文学コンクール」(福井新聞社共催)の入賞作品集を発刊した。全国から寄せられた秀作64点を掲載している。
同コンクールは、文学を通して町の特産をPRしようと毎年行われている。越前がにと越前水仙を題材に詩と俳句を小学、中学、高校、一般の4部で募集。詩は479編、俳句は3747句が寄せられた。
作品集では、詩の高校生の部大賞に輝いた加藤千尋さん(北陸高)の「√蟹」や、俳句の一般の部大賞に選ばれた加舎泰子さん(京都府)の「息白く蟹糶の鉦打ちならす」など各部の大賞、奨励賞、佳作に選ばれた作品を紹介している。
選者を務めた全国俳句団体「鶴」主宰の星野麥丘人氏、詩人の荒川洋治氏らの選評も掲載した。
300部発刊し、県内の図書館などに配布した。