競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 解禁 > 越前がに解禁日はカメラマンが集結 越前がに解禁日回顧(6)
福井県の冬の味覚の王様、越前がに漁の解禁日である6日は、越前町の越前漁港が1年で最も活気づく日といっても過言ではない。その歴史的1日を絶好の被写体として多くのカメラマンが集まってくる。
ほとんどが中高年のアマチュアカメラマン。アマチュアといってもニコンやキヤノンのデジタル一眼レフでプロと遜色のない機材をもちいて、最高の1枚を狙う。大物のズワイガニを狙うか、山盛りのセイコガニを写すのか。大勢のカメラマンがいるだけに、センスが問われる。
ただ、もっとも熱気に満ちる初競りが始まる直前には、退場を求められるため、水揚げから初競りまでが勝負のようだ。
※越前かに、越前ガニ、越前カニなどの呼称もありますが、福井県は統一ブランド名として「越前がに」としています。