「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 観光 > 毎週日曜は越前がに朝市にぎわう 越前町の道の駅で人だかり
福井県越前町の海産物を販売する朝市が毎週日曜日、同町厨のアクティブハウス越前を改修して11月にオープンした道の駅「越前」で開かれている。越前がにや干物を求める大勢の観光客らでにぎわっている。
アクティブハウス越前の駐車場では2012年まで6年間、カニシーズンに同町の鮮魚店などが集まって朝市を開いていた。出店者の減少で一時中断していたが、道の駅をいっそう盛り上げようと先月下旬から試験的に“復活”、町内の2店舗が出店している。
午前8時から午後2時まで、道の駅の入り口にある屋根付きアプローチ内にテーブルを並べて販売。これまでは駐車場にテントを設営していたが、悪天候でも買い物がしやすくなった。
駅内のアンテナショップとは違って越前がにがあり、干物も別の種類を売っている。道の駅に立ち寄る観光バスは多く、威勢の良い呼び込みもあり、客足は上々という。
松田年弘駅長は「かにまつりや水仙まつりといったイベント以外でもにぎわう広場を作っていきたい」と話していた。