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中瀬康雄
トップページ > ニュース > 福井の食や工芸 新宿で物産展でアピール
福井の食や伝統工芸品を一堂に販売する「越前・若狭の物産と観光展」は1月31日まで、東京都新宿区の京王百貨店新宿店で開かれた。福井県内の69業者が出展し、自慢の商品をアピールした。
福井県と福井県物産協会が主催し、今年で21回目。3万円を超す越前がにを並べたコーナーでは、店員に目利きしてもらいながら慎重に品定めする客の姿が見られた。足が少し折れるなど格安になったカニも人気を集めた。
ほかにも若狭ぐじの浜焼き、アユの甘露煮、羽二重餅(はぶたえもち)、水ようかんなどの名産品のほか、越前漆器、イチョウまな板といった工芸品も多数販売。会場で打った麺を使った越前おろしそばや、ソースカツ丼を味わえるコーナーもにぎわっていた。
県の恐竜ブランド「ジュラチック」のマスコットキャラクターも愛きょうを振りまき、“恐竜王国”への来県を呼び掛けていた。同展は、北陸新幹線沿線の埼玉県のそごう大宮店でも実施したほか、今後、名古屋や大阪でも開催する予定。