第45回水仙まつり(越前海岸観光協会連合会、福井新聞社主催)は12月14日、福井県南越前町河野の河野シーサイドパークで開かれた「荒波フェスタ」を皮切りに開幕した。県内外から多くの人が訪れ、越前海岸のかれんな水仙と新鮮な海の幸を堪能した。1月20日まで越前町、南越前町、福井市の海岸沿い3市町でイベントが開かれる。
毎年人気の水仙無料配布には、香り高い越前水仙を求め長蛇の列ができた。水仙娘らは伝統のかすり着物に身を包み「来てくださってありがとうございます」と笑顔で1束ずつ手渡した。会場にはセイコガニ料理や取れたての海産物の販売もあり、大にぎわいだった。
3市町の関係者ら約60人が集まった水仙まつりの開会式では、越前海岸観光協会連合会の今村真美子会長が「冬の越前海岸を盛り上げるため全力を注ぎます」とあいさつ。岩倉光弘南越前町長が開催地代表として歓迎の言葉を述べた。