競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 2000年5月 > 蟹の文学コンクール応募締め切り 国内外から3782通、越前町
越前がにミュージアムなどで「かに文化」を全国発信している福井県越前町が初めて募集した「蟹(かに)の文学コンクール」(越前町主催、福井新聞社共催)に詩、俳句の2部門で3782通が寄せられた。俳句は日本全国のほか海外からも寄せられ、食、風物を巧みに詠み込んだ力作が多い。
詩部門は、県内六百六十七通と県外三百四十九通の計千十六通。俳句部門は、県内千五百九十通、県外千百五十二通のほか、ブラジルからの二十四通を合わせ二千七百六十六通が寄せられた。
俳句の部では一人二句応募しているケースがほとんどのため句総数では五千句を超えている。
俳句の審査は句誌「鶴」の同人、川上季石さんら七人がそれぞれ優秀作を選ぶほか、詩は二十七日に福井市のワシントンホテルで荒川洋治さんら四人が当たる。発表は十一月七日。入賞者本人に連絡するほか、後日、福井新聞に掲載する。