「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 1997年12月 > セイコガニ汁に長蛇の列 水仙まつりが開幕、越前町
第三十三回水仙まつり(越前海岸観光協会連合会、福井新聞社主催)のオープニングを飾って十二日に始まった越前町の「水仙・カニフェア」は、来場者に水仙やセイコガニ汁が振る舞われ、人気を集めた。
同フェアは、同町厨のアクティブハウス越前駐車場で水仙娘三人による水仙無料配布からスタート。午前、午後の二回、計四百人にかれんな水仙をプレゼントした。
セイコガニ汁は五百食が振る舞われ、配布前から長蛇の列ができる人気ぶり。家族連れらは、だしが効いた熱々のカニ汁に舌鼓を打っていた。
また越前がにをはじめ、干しガレイやハタハタ、サバなどが安価で販売され、にぎわった。同フェアは十三日まで。
十九、二十の両日は、南越前町河野地区の北前船主の館右近家駐車場で「荒波フェスタ」を開催。水仙の無料配布をはじめ、特産品の即売や豪華景品が当たる大抽選会などが催される。
二十六、二十七の両日は、福井市越廼地区の越前水仙の里公園で「水仙まつりインこしの」が開かれる。ゆでたて越前がにプレゼントや特産物の即売、水仙の寄せ植え体験教室などが行われる。