「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 蟹と水仙の文学コンクール 大賞作 情感豊かに朗読 越前町 詩、俳句 入賞者を表彰
越前がにや越前水仙、越前海岸を題材とした詩、俳句を募った「越前 蟹(かに)と水仙の文学コンクール」(越前町主催、福井新聞社共催)の表彰式が23日、町生涯学習センターで開かれた。水仙で彩られたステージ上で、入賞者一人一人に表彰状が贈られた。
コンクールは、文学を通じて同町の魅力を発信しようと2000年から毎年開催している。今年は「きずな」をテーマとした詩部門に341点、俳句部門に3540点が寄せられ、大賞7点や奨励賞16点など入賞作計53点を選んだ。
式には入賞者や保護者ら約50人が出席した。青柳良彦町長は「コンクールをきっかけに詩や俳句への関心を高めるとともに、越前町の観光資源を生かした文化の魅力を感じてもらえたら」とあいさつし、出席した入賞者25人に表彰状と副賞を手渡した。
表彰後、詩小学生の部で大賞に輝いた増田ゆまさん(吉川小6年)をはじめ、出席した大賞受賞者4人が自身の作品を情感たっぷりに読み上げた。選者を務めた川上明日夫さんと和田てる子さんによる選評もあった。