「越前がには日本で一番おいしいカニ」
田村幸一郎
トップページ > ニュース > 新鮮海の幸 求めにぎわい 越前町で「朝市」 きょうまで
越前町の新鮮な魚介類や旬の味覚を楽しめる「越前朝市」が24日、同町厨の道の駅越前で始まった。町内の鮮魚店や飲食店計9店のテントが並び、越前がにやベニズワイガニ、越前がれいなどを買い求める人でにぎわった。25日まで。
北陸新幹線の県内開業に向け、町内の鮮魚店や水産加工会社などでつくる「越前朝市の会」が昨年10、12月に続いて企画した。
かに飯や魚のフライなどの海鮮グルメを味わえる飲食コーナーのほか、会場で購入した海産物を炭火で焼けるコーナーもあり、来場者はその場でアツアツの海の幸に舌鼓を打った。
19日に漁が解禁されたミズガニは、しけのため漁に出られず販売できなかったが、出店者が用意したカレイなどの干物セットが先着70人にプレゼントされた。
越前朝市の会の中橋美知代会長(66)は「能登半島地震の影響で観光客が減っているが、地元の海の幸をPRして越前町をにぎやかにしたい」と話していた。
25日は午前9時~午後3時。干物セットは先着70人に贈られる。