「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > PR > 越前がには「世界最強のおいしさ」 友田さんエッセーまとめ出版
ワインコーディネーターや日本酒利き酒師として活躍している福井県福井市出身の友田晶子さん=東京都中央区在住=が、男性ライフスタイル誌「Pen」で連載していた酒に関するエッセーをまとめた「今宵(こよい)も一杯」(阪急コミュニケーションズ)がこのほど、出版された。お気に入りの福井の地酒なども登場し、故郷の味もPRしている。
友田さんは若いころから料理や酒に興味を持ち、1988年に20代で渡仏してワイン醸造などを勉強。現在は東京を拠点に酒と食に関するセミナーやイベントの企画、ホテル向けコンサルティングなどを手掛けている。県認定の「ふくい食のアンバサダー」や、日本料理ビジネス研究会の会長なども務めている。
「今宵の一杯」は2006年9月から昨年12月まで連載しワインや日本酒、ウイスキー、カクテルまでさまざまな酒をエッセーで1回ごとに紹介した。100回を節目に本にまとめることになり「至福の100杯」として、楽しみ方や酒にまつわる話、酒に合う旬の素材などを写真とともに四季ごとにつづっている。
福井の地酒は日本酒3種類、ワイン1種類を紹介。日本酒に合う冬の味覚、越前がには「世界最強のおいしさ」と表現し故郷・福井の食をアピールしたエッセーも。おいしい酒に出合える店として、福井出身者が経営する都内の店なども載せている。
友田さんは本に登場する福井の酒や食材について「福井出身で東京に住む者だからこそ感じる魅力を紹介した」と話している。
四六判で224ページ。1785円。