「ふくい甘えび」としてブランド化を推進している福井県産甘エビの魅力を発信しようと、三国港を擁する福井県坂井市は職員が新しくキャラクター化したユーチューバー「甘海老助(あまえびすけ)」にふんし特徴やさばき方などを解説、PRしている。
越前がにの「越前カニ美」に続く、職員体当たり企画の第2弾。観光交流課の春貴悠吏さん(26)が手作りのエビのかぶりもので登場し、県内トップの漁獲量を誇る三国港からリポートする。
甘海老助は、ふくい甘えびの条件に「中サイズ(12グラム)」「漁獲から競りまで24時間以内」などがあると説明。ぷりぷりとしたもっちり食感と、濃厚な甘さが魅力とし「漁場が近いほか網入れの回数が少なく、冷たい海水で輸送するなど鮮度を保ったまま届けられている」とおいしさの秘密を発信している。
「エビのむき方が分からない」といった声に応えるため、▽卵をなでるように取る▽頭を取り除く▽親指を甲羅に入れ、節三つ分をむく―などの手順をユーモアを交えて紹介。「濃厚な味、たまらない!」と元気に食レポしている。甘海老助は「越前がにと並ぶブランドになるよう、仲間のエビたちや漁師さんを応援してきたい」と話している。
動画はユーチューブ「坂井市 甘えび」で検索する。