漁船と連携し品質を判断
田村幸次
トップページ > ニュース > 2017年4月 > 女将の日本酒 味良し あわら 温泉旅館で販売へ
あわら市の芦原温泉旅館の女将が取り組んでいるオリジナル日本酒「女将」の甘口と辛口の完成発表が20日、同市の温泉施設「セントピアあわら」で行われた。
芦原温泉旅館協同組合女将の会の13人が県や市、農家や酒造会社と協力して作っており、ことしで3年目。
酒造りを担当した久保田酒造(坂井市丸岡町山久保)の久保田直邦社長(55)によると、酒米が近年になく上質で、香りも良く豊かな味わいに仕上がった。甘口は熟したリンゴのような香りでバランスの良い味、辛口は酸味のある香りですっきりした口当たりという。
発表会では、女将の会の山口由紀会長(52)が「お客に喜んでもらえるようおもてなしする覚悟ができました」とあいさつ。会場の温泉利用客や酒造りに関わった人たちに酒を振る舞い、乾杯で完成を祝った。
日本酒「女将」は13の温泉旅館で準備ができ次第販売する。300ミリリットル1600円、720ミリリットル3500円、300ミリリットルの甘口と辛口のセット3200円(全て税別)。