競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 2017年2月 > 香港誌記者ら敦賀の新鮮魚介に関心 福井県観光PRで取材
香港から観光客を呼び込もうと福井県などが招いた現地の旅行会社の社員や雑誌社の記者ら4人が14日、敦賀市などを訪れた。水産業者が並ぶ「日本海さかな街」では新鮮な魚介類に興味を示していた。18日までの日程で丸岡城や県立恐竜博物館などを巡る。
福井県など中部9県と国などでつくる観光促進のための「昇龍道プロジェクト推進協議会」と県は今月25、26日、福井の観光地を中心にPRするイベントを香港で開く。県観光連盟や若狭三方五湖観光協会などが参加し、旅行商品や三方五湖などをアピールする。
今回は、これに先立ち福井の魅力を発信してもらおうと大手旅行会社の商品企画担当者や、人気グルメ雑誌社、香港で発行部数1位の新聞社の記者らを招いた。
県内最初の訪問地となった敦賀市では、敦賀赤レンガ倉庫と日本海さかな街を訪れた。さかな街では鮮魚店やおぼろ昆布の販売店などを視察。店員から越前がにの値段や特徴を聞いたり、写真やビデオを撮影したりしていた。おぼろ昆布も試食し、とろけるような食感に驚いていた。新聞社の記者は「とてもきれいな施設。魚介類は品ぞろえが豊富でカニなどの価格も安い。魅力的」と話していた。この後、小浜市食文化館で若狭塗箸の箸研ぎを体験し、明通寺を視察した。