「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2013年3月 > 漁師鍋とエビ刺し身振る舞いに長蛇の列 三国でカニまつり
福井県坂井市三国町の三国港魚市場で9日、三国温泉カニまつり感謝祭が開かれた。漁師鍋やエビ刺し身が無料で振る舞われるなど、市内外の多くの家族連れらでにぎわった。
越前がに漁が20日で終わるのを前に、消費者らに感謝しようと三国温泉カニまつり実行委員会が開いた。
漁師鍋とエビ刺し身は、それぞれ午前と午後、各回300食が振る舞われ、配布所には長蛇の列ができた。飲食スペースではアツアツのエビやカニの身を親に取り出してもらい、フーフーと冷ましながら笑顔で口にする子供らの姿が見られた。
会場では、同港に水揚げされたカレイの干物やハタハタ、水魚をはじめ三国名物にたらし団子、各種つくだ煮などが安価で売られたほか、甘エビの押しずしの実演販売もあった。会場は、新鮮な海の幸を詰めた買い物袋を提げた人たちでもにぎわった。