「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2011年10月 > 同じ大きさの雄ガニでもはさみの太いカニと細いカニがいるのはなぜ?(越前がにQ&A)
鋏(はさみ)が太いカニはもはや脱皮をしないのに対し、細いカニはその後も脱皮をするカニなのです。
雌ガニは親になるときの脱皮を最後とし、その後は脱皮をしません。その脱皮を最終脱皮と呼びます。雄ガニにも最終脱皮があり、最終脱皮を終えた雄ガニのみ、その鋏が太くなります。
ところが、雄ガニが最終脱皮を行う大きさには個体差があり、同じ大きさでも、最終脱皮を行った個体と、行っていない個体とがいます。そのため、同じ大きさでも鋏の大小があるのです。
(情報提供:越前がにミュージアム)