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池野政義
トップページ > ニュース > 2007年10月 > お腹に抱いている卵はなぜ黒っぽいの?(越前がにQ&A)
卵発生が進み、ふ化直前の状態だからです。
産み出された直後の卵は、橙色(だいだいいろ)の卵黄を大量にたくわえているため、橙色をしています。しかし、卵発生が進むについれ、卵黄が栄養として使われ、橙色が薄くなります。一方、体がつくられてくると、黒を主とするいろいろな色素ができてくるため、次第に黒っぽくなります。
漁業者は雌がにを保護するため、橙色の卵を持っている雌ガニを漁獲しないことにしています。
(情報提供:越前がにミュージアム)