競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 2006年1月 > 越前がにPRへ検定、福井会議所 受験後、味も”勉強”
試験と料理でカニづくし―福井商工会議所が企画した初の「越前カニ検定」が十二日、東京都港区のふくい南青山291で開かれた。試験終了後は合格パーティーが開かれ、受験者全員が越前がにのフルコースで味覚も”勉強”した。
越前がにを通じて首都圏に福井県を売り込もうと開催したところ、県内や首都圏、大阪から計二十人が受験した。試験には「雌は福井県内でどう呼ばれているか」という福井では”常識”問題から「カニみそとはどの部位をさすのか」という難問まで生態、漁、食べ方などに関する二十問が出題された。
七割の十四問で合格となるが、事前に送られたテキストで勉強したとあって全員が合格。県水産試験場長や越前がにミュージアム館長を務めた今攸氏からの解説も聞いた。
ご当地検定試験ながらメーンは越前がにと地酒が並んだ合格パーティー。隣接する日本料理店ありそ亭青山で、生きたまま直送されたズワイガニ、セイコガニのフルコース料理を堪能。大きなズワイガニの食べ方を教わり、学んだカニのうんちくを語りながら、本場の味を楽しんでいた。