競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 2024年11月 > 旬の味覚 各地にぎわい ■新鮮&割安 越前がに堪能 福井県坂井市三国で「祭り」開幕 名物汁求め長い列 ■カニ、カレイ、イカ… 冬の海産物 味わって 越前町 「朝市」始まる
■新鮮&割安 越前がに堪能 福井県坂井市三国で「祭り」開幕 名物汁求め長い列
福井の冬の味覚、越前がにを満喫できる「三国湊かに祭り」が11月16日、福井県坂井市の三国サンセットビーチ駐車場で始まった。鮮度が高く浜値価格で割安となった越前がにや名物のカニ汁を求めて県内外から大勢の観光客や家族連れらでにぎわった。17日まで。
地元鮮魚店やDMOさかい観光局などでつくる実行委が主催。会場に鮮魚店5店がテントを並べた。ずらりと並んだズワイガニやセイコガニは前日水揚げされたばかりで鮮度は抜群。2、3割安い価格で売られ、来場者は品定めし袋いっぱいに買う姿も見られた。
カニ汁(1杯800円)は2日間で2500杯を提供予定。セイコガニが丸ごと入ったぜいたくな一杯で、祭り開始の午前6時前から長蛇の列をつくった。地元飲食店によるかに飯や甘エビ汁も人気を集めた。 ともに大学時代を福井で過ごした愛知県の夫婦は雄5杯、雌16杯を購入。毎年祭りを訪れており「実家や親戚にも買っていく。1年に1回のぜいたく」と笑顔を見せた。
蒲生峻也実行委員長は「中京圏を中心に例年よりも来場者は多い印象。豊漁で越前がには十分用意できた。地元の食材を使った一品と一緒に楽しんでほしい」と話していた。 最終日の17日は午前6時~午後3時の開催予定。
■カニ、カレイ、イカ… 冬の海産物 味わって 越前町 「朝市」始まる
福井県越前町の越前漁港で水揚げされた越前がにや海産物を販売する「越前がに朝市」は16日、同町厨(くりや)の道の駅越前で始まった。会場に磯の香りが立ちこめる中、大勢の来場者が冬の味覚を品定めしていた。
町内の鮮魚店や水産加工会社がブースを出店。カニのほか、越前がれいやホッケ、イカなど新鮮な海産物が並び、市場よりも安い価格で提供された。飲食ブースもあり、カニのみそ汁や、タコの切り身が入った炊き込みご飯を販売。多くの人であふれ、海鮮グルメを満喫する家族連れらもみられた。
同朝市は越前がに漁の解禁に合わせ、町や町漁協などでつくる実行委員会が毎年企画。17、23、24日(各日午前9時~午後3時)にも開かれる。