越前がにならおまかせ
納谷一也
トップページ > ニュース > 2022年11月 > ズワイ水揚げ、初日1.9倍 越前がに昨年比 「極」は6匹増
福井県が7日発表した県内主要市場の「越前がに」初競りまとめによると、6日の漁解禁初日の水揚げ量は、雄のズワイガニが約1万5300匹で昨年(約8200匹)の1.9倍、雌のセイコガニは約23万3300匹で昨年(約15万匹)の1.6倍だった。
最高値が過去最高の310万円で落札されたズワイの最上級ブランド「極(きわみ)」は、昨年より6匹増え8匹だった。
県水産課は「幸先のよいスタートが切れた。漁場の保全や稚ガニの保護など、これまでの取り組みの成果が現れてきているのではないか」と話している。
県水産試験場の本年度の漁獲量予測では、順調に成長した個体数が多く、雄は220~240トンで昨年度比5~15%増、雌が165~180トンで10~20%増を見込んでいる。漁期はセイコが12月31日まで、ズワイは来年3月20日まで。