競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 2018年7月 > 東京で水仙、越前がにPR 越前町観光連盟 越前焼生け花展と連携
越前町に越前焼の「草月陶房」を構える、いけばな草月流家元の勅使河原茜さんが出品する作品展(東京都港区の草月会館)に合わせ、同町観光連盟は6日、町PRブースを同会場に設け、越前水仙や越前がにをアピールした。
自作花器いけばな展「私と土」の会場には越前焼の花器にさまざま花が彩られ華やかな雰囲気。勅使河原さんは高さ1メートルほどの花器にキリや夏みかん、ツバキなどをいけた大作を出品。ほかに会員約50人の個性的な作品が並べられた。
町PRブースでは、第42代水仙娘の中野沙耶さん(24)が刈り取ったばかりの越前水仙を200人にプレゼント。町内で水揚げされたベニズワイガニを使ったミニかに丼も200人分振る舞い、長い列ができた。
越前の技を披露しようと越前焼の酒器のほか、越前漆器や越前箪笥(たんす)、越前和紙の商品を販売すコーナーもあり、来場者が一つ一つ手にとって品定めしていた。
町観光連盟の担当者は「今回のイベントを足がかりに、今後も首都圏でイベントを展開できれば」と意気込んでいた。