「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
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水仙の無料配布は初日、3回にわたって行われた。午前10時半からの1回目には大勢の観光客が列をつくり、水仙娘の3人が「ぜひ家で飾ってください」「香りを楽しんでください」と声を掛けながら配布。用意した200束が約7分でなくなる人気を見せた。
地元の特産品を販売するブースも並んだ。観光客のお目当ては越前がに。ズワイのほか、月末で漁期を終えるセイコが市価より安く販売されるとあって、品定めしながら次々と買い求めていた。購入したサバやカキ、エビなどをその場で焼いて食べることができる炭火焼コーナーも設けられ、ほかほかの海の味覚に舌鼓を打っていた。
カニや水仙などが当たるビンゴ大会や、水仙にまつわるクイズを解きながら会場内を巡る企画もあり、多くの親子連れが挑戦した。
栃木県鹿沼市から家族で泊まりがけで訪れた斎藤清美さん(59)は「水仙は香りが良く、寒い中で頑張って咲いている姿が好き。越前がにも、ここに来て食べるとおいしさが違う」と笑みを浮かべていた。
同フェアでは最終日の17日も午前10時半、午後1時、同3時半からの計3回、先着200人ずつに水仙を無料配布。海の幸の販売などもある。午後4時まで。