競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 2016年10月 > 越前がに ラベルでPR アサヒビールが発売
アサヒビール(本社東京)は4日から「アサヒスーパードライ『越前がに』ラベル」を発売する。ラベル中央にシンボルの黄タグを配し、幸福度ランキング全国トップの本県をPRする「来る人も住む人もしあわせ福井」のロゴマークも入れた。
福井の食のトップブランド越前がにをアピールしようと、アサヒビールと県が共同でラベルのデザインを考案。漁解禁(11月6日)の1カ月前から、越前がにの話題性を高めていく。
500ミリリットルの中瓶で、県内の旅館や飲食店を中心に12万本(6千ケース)の販売を予定している。引き合いがあれば、首都圏など全国にも展開する。「越前がにラベルで乾杯」と書いたオリジナルポスターも併せて作成した。
アサヒビールの柳原行生北陸統括本部長が29日、県庁を訪れ、佐々木康男観光営業部長に企画意図などを説明。「冬の味覚の王者といえば越前がに。象徴である黄色いタグをラベル中央にプリントさせていただいた。県外からの観光客にも喜んでもらえるデザイン」などと話した。
アサヒスーパードライの限定ラベルは、25年ほど前から各地域の観光地周年記念、イベント開催などに合わせて数量限定で発売。今年もこれまでに全国で10商品を販売し、「越前がにラベル」は11番目。